世界をリードする医療機器開発には、医療機関、アカデミア、企業の連携および国の支援が欠かせません。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) が次世代医療機器連携拠点整備等事業で採択した日本国内の14拠点では、それぞれ特色ある取組みを通じて医療機器開発を推進しています。本合同シンポジウムは、筑波大学、国立がん研究センター東病院、東京女子医科大学の関東3 拠点が一体となり、医療機器開発に関わる様々なトピックを取り上げ、毎年開催しています。
 今年度は、「高度管理医療機器の開発戦略―治療デバイスの研究開発をやり抜くには?」というテーマを取り上げます。実用化までの障壁が高い「治療デバイス」の開発・事業化について、医療機器開発に実際に携わる当事者の経験談を伺える機会は決して多くはありません。今回、医療ベンチャー・スタートアップ企業、産学による医工連携等、様々な立場から研究開発に取り組まれている先生方の経験談をお話し頂き、治療デバイスならではの留意点や課題、打開策について意見を伺います。
 また、次世代医療機器連携拠点整備等事業の最終年度として、各拠点から『臨床現場見学・医工連携支援が活かされた研究開発事例』を紹介し、アカデミア拠点が果たす役割について議論を交わします。

開催日:2024年2月2日(金)13:00~16:30

開催方法:ハイブリッド開催
現地会場:東京ミッドタウン八重洲 4F 大会議室(東京都中央区八重洲二丁目2番1号)
オンライン:カンファレンスパーク

参加費:無料

詳細・申込:https://cpk.jp/conference/85/top

プログラム:

【開会挨拶】原 晃(筑波大学附属病院長)
【来賓挨拶】妙中 義之(AMED次世代医療機器連携拠点整備等事業 PS)
      笹田 学(厚生労働省 医政局 医療機器政策室)
【第1部】治療デバイス開発者が語る研究開発の実際
【第2部】臨床現場見学・医工連携支援が活かされた研究開発事例
【閉会挨拶】正宗 賢(東京女子医科大学)