第3回全国医療機器開発会議

2017年01月27日

内閣府、文部科学省、厚生労働省及び経済産業省は、医療機器の開発初期段階から事業化に至るまで切れ目なく支援する「医療機器開発支援ネットワーク」の活動の一環として、事業者と全国各地の地域支援機関等との連携・情報共有を促進すべく、平成29年1月27日(金)に、第3回全国医療機器開発会議を開催しました。


開催日時:2017年1月27日(金)13:00~16:30  ※終了しました

場所:全社協・灘尾ホール
  (〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル内)

開催趣旨:
「健康・医療戦略」(平成26年7月22日閣議決定)では、成長戦略(日本再興戦略)で掲げる「国民の健康寿命の延伸」を実現するため、関係機関の相互連携・協力の必要性が掲げられました。 これを踏まえ、平成26年10月末に、医工連携により医療現場のニーズに応える開発・実用化を推進する「医療機器開発支援ネットワーク」を立ち上げました。 平成27年4月には、日本の医療研究の司令塔として、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が発足するなど、医療機器開発の体制整備は急速に進んでいます。

こうした中、「医療機器開発支援ネットワーク」の活動の一環として、医療機器開発に関する成功事例や各省・機関等の施策を共有して活用すべく、平成29年1月27日(金)に、第3回全国医療機器開発会議を開催します。医療機器メーカー・ディーラーや新たに参入を目指す事業者と、全国各地の地域支援機関等との間で、医療機器開発の取り組みに関する連携・情報共有を図ります。

主催:内閣府・文部科学省・厚生労働省・経済産業省

事務局:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)

定員:300名

議事次第

13:00-13:10開会挨拶

  ・内閣官房 健康・医療戦略室 室長 和泉洋人

  ・国立研究開発法人日本医療研究開発機構 プログラムディレクター 菊地眞
13:10-13:30「医療機器開発支援ネットワーク」について

  ・経済産業省商務情報政策局医療・福祉機器産業室 室長 遠山毅
13:30-14:45各省及び専門支援機関等の施策【文部科学省が推進する医療機器開発関連施策について】

  ・文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 専門官 三浦正暢

【医療機器の保険適用について】

  ・厚生労働省医政局経済課医療機器政策室 室長補佐 金光一瑛

【医療機器の審査関係機関の取組み】

  ・厚生労働省医薬・生活衛生局医療機器審査管理課再生医療等製品審査管理室 室長 柳沼宏

【ジェトロにおける医療機器分野の海外展開支援サービス】

  ・日本貿易振興機構サービス産業部ヘルスケア産業課 課長 佐藤拓

【医療機器産業における事業開発の現況とファイナンス環境】

  ・株式会社日本政策投資銀行産業調査部 課長 青山竜文

【地域発の医療機器開発プロジェクト創出に向けた取組】

  ・関東経済産業局地域経済部次世代産業課 課長 門田靖
14:45-14:55休憩
14:55-15:55ベストプラクティスの紹介【東九州メディカルバレー構想における成果~広がる地域間連携の取り組み】

  ・東九州メディカルバレー:大分県

  ・東九州メディカルバレー:宮崎県

【"音"のバリアがない世界をめざして】

  ・株式会社サウンドファン

【海外認証の取得経験とこれに至る道のり】

  ・ソフトケア有限会社、株式会社グロービッツ
15:55-16:25医療機器アイデアボックスのニーズ紹介【医療機器アイデアボックスについて】

  ・国立研究開発法人日本医療研究開発機構産学連携部 主幹 大内邦彦

【主膵管の変化や膵実質内のミリ単位の変化を観察することにより膵癌を早期発見したい】

  ・国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 森実千種

【胸腔鏡下で触診に代わる病変の位置決めを低コストかつ簡便に行うデバイスがほしい】

  ・聖マリアンナ医科大学 呼吸器外科 教授 中村治彦
16:25-16:30閉会挨拶

  ・国立研究開発法人日本医療研究開発機構産学連携部 部長 森田弘一

※終了後、名刺交換会