第5回全国医工連携支援機関ネットワーク会議
2014年06月13日
第5回全国医工連携支援機関ネットワーク会議
(平成26年度第1回)
医療産業分野は、日本再興戦略における「戦略市場創造プラン」のなかでも「国民の健康寿命の延伸」として位置づけられており、全国各地域で医療、看護、介護福祉機器開発に取り組まれています。一方で、地域の中小企業が参入するためには、克服すべき様々な課題が存在します。
地域が直面する課題は、他の地域でも経験した場合が多く存在することから、他地域の先進事例や経験から学ぶことは、医療機器開発促進に大きな効果が見込めるものです。
本事業は地域会議とともに、支援機関だけではなく医療機器のユーザーである医師、看護士、技師等の課題保有者や医療機器供給者(製販)までネットワークを拡大し、日本再興戦略に位置づけられている「健康寿命」の延伸に寄与することを目的に実施します。
開催日:2014年6月13日(金)13:30~17:30 ※終了しました
会場:朱鷺メッセ 3F 中会議室302
(新潟県新潟市中央区万代島6番1号)
主催:経済産業省、株式会社三菱総合研究所、一般財団法人日本立地センター、
全国イノベーション推進機関ネットワーク
本会議は、経済産業省からの業務委託により(株)三菱総合研究所が事務局を務めております。
開催報告
本会議は、医療機器分野の学会との連携の促進を目指し、「第89回日本医療機器学会大会 メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2014」の協力企画として実施しました。
当日は全国各地から医工連携に関わる産官学の関係者約140名が集まり、盛況のうちに終了しました。
日本医療機器学会 安原理事長 | 日本医療機器学会 植竹副理事長 |
当日の会場の様子① | 当日の会場の様子② |
プログラム
挨拶・施策概要説明 経済産業省における医工連携による医療機器の事業化促進の取組について 経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 室長補佐 濱田祐治 |
基調講演 新しい医工連携モデルの構築 一般社団法人日本医療機器学会 理事長、東京大学医学部教授 安原 洋 様 医療機器業界参入の考え方について(発表者の意向により非掲載) 一般社団法人日本医療機器学会 副理事長 植竹 強 様 |
事例報告 1)臨床工学技士による医療ニーズ発掘・医工連携推進と商品化による課題解消 シップヘルスケアホールディングス株式会社 グループ統括室 西 謙一 様 光研化成株式会社 特販部 中島 彰 様 2)聖マリアンナ医科大学と川崎市産業振興財団との連携による医療現場ニーズ把握と企業とのマッチング 聖マリアンナ医科大学産学官連携コーディネーター、MPO株式会社 代表取締役 天野 徹也様 公益財団法人川崎市産業振興財団 産業支援部 担当部長(新産業振興担当) 櫻井 亨 様 3)出口戦略に向けてのテストマーケティングの意義 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 常任理事、早稲田大学ナノ理工学研究機構 研究員教授 谷下 一夫 様 大阪医科大学における開発医療機器の事業化への出口戦略 大阪医科大学 産学官連携コーディネーター 辻野 泰充 様 4)新潟での"病院発―医工連携着"の医療機器開発・研究事例 新潟工科大学 理事・副学長・教授、地域産学交流センター長 原 利明 様 |
主催者報告 平成26年度の全国医工連携支援機関ネットワーク会議の進め方とユーザー評価の進め方について 医工連携事業化推進事業 管理支援法人 株式会社三菱総合研究所 山田 栄子 |