第1回全国医工連携支援機関ネットワーク会議

2013年05月29日

第1回全国医工連携支援機関ネットワーク会議
~医工連携による医療機器実用化を支援する機関のネットワーク形成~

医療機器産業は、薬事法に係わる規制により製品の上市に時間を要すること、市場の細分化により投資回収リスクが高いこと、医療機関の特殊性により販路開拓・維持が一般的な機器と異なること等、新規参入を狙う中小企業が単独で取り組むには非常にハードルが高い「ハイリスク・ハイリターン」産業です。

この困難な状況を解決し、中小企業の新規参入を増やしていくためには、薬事戦略、知財戦略、技術評価、マーケティング、事業戦略等、医療機器開発の実情に精通した専門的な支援機関の存在が不可欠です。また、中小企業に寄り添いながら企業の特性を踏まえた課題解決機能を提供できる地域に密着した支援機関の関与も重要になります。

医療機器産業への参入を目指す中小企業は全国に存在するため、このような支援が全国で機能するような環境を整備することが重要です。そのためには、既存の支援機関の特徴を活かしつつ、多様な支援機関が相互に連携し合いながら、シームレスでタイムリーな支援を提供できる仕組みづくりが必要となります。

そこで、医工連携による医療機器実用化をより一層強力に促進するため、全国の医工連携による医療機器実用化を支援する機関のネットワーク形成を目指した会議を開催します。


開催日:2013年5月29日(水)14:00~17:00(交流会17:00~18:30)  ※終了しました

会場:TKPガーデンシティ竹橋 ホール11G
   (東京都千代田区一ツ橋1-2-2 住友商事竹橋ビル)

主催:経済産業省

事務局:三菱総合研究所(事業管理支援法人)

【参考】産業戦略委員会報告書(4.6MB)

プログラム

14:00開会
14:00主催者挨拶

 (経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室)
14:10全国の支援機関によるネットワーク形成に対する期待

―課題解決型医療機器等開発事業 産業戦略委員会の提言―


 全国の支援機関によるネットワーク形成に対する期待(3.8MB)

  (経済産業省)
14:30支援機関ネットワーク形成の事例紹介・支援機関の地域間連携によるネットワーク形成事例(その1)

 東北エリア大における広域医療機器産業クラスター形成に向けたチャレンジ

 -医療機器業界と連携した戦略的ネットワーク活動の展開-(4.1MB)


  (青森県・村下公一様)

・支援機関の地域間連携によるネットワーク形成事例(その2)

 オープンイノベーションソリューション・サイト(2.1MB)

  (一般財団法人九州産業技術センター・二階堂正憲様)

・支援機関の地域間連携によるネットワーク形成事例(その3)

 はままつ医工連携拠点の活動と成果(3.3MB)

  (国立大学法人浜松医科大学・小野寺雄一郎様)

・産学連携機関と産業支援機関とのネットワーク形成事例

 (公財)川崎市産業振興財団、(学)聖マリアンナ医科大学との連携事例(2.3MB)

  (全国イノベーション推進機関ネットワーク・梶川義実様)

・全国機関と地域支援機関のネットワーク形成事例

 薬事戦略相談のこれまでについて(2.8MB)

  (独立行政法人医薬品医療機器総合機構・石川廣様)
16:10参加団体の自己紹介及び意見交換
16:50総括及び今後に向けた提言

 今後に向けた支援機関ネットワークの方向性(600KB)

  (全国イノベーション推進機関ネットワーク)
16:55全国支援機関ネットワーク会議の今後の進め方ほか

 全国支援機関ネットワーク会議の今後の進め方ほか(612KB)

  (三菱総合研究所)
17:00交流会(立食:会費制2,000円)
17:00閉会